自宅ごはんを中心に、まあまあ幅広いトピックを扱うくりたです。
じっとりと肌にまとわりつく空気を、ピリッと辛い風味で引き締め
本日のメニュー
・サニーレタスとサーモンのサラダ、フレンチマスタードドレッシング ・いわしのラグーソース、トマト風味のパスタ

とうとう関西も梅雨入りして、この時期ならではの圧倒的な湿度の日々が続いています。
この時期は独特の気候ですよね。梅雨の前はもう夏は目の前だとばかりにジリジリと暑い日が続きますが、梅雨に入った途端に半袖だと寒くて上着が欠かさない日があったり、あまりの湿気に皮膚呼吸が難しいように感じて、息苦しく感じる日もあります。
梅雨は黴雨とも書いて、カビも生えやすいので、いろんなものに気を遣う必要もありますね。
と、とにかくじめじめとした季節は、やさしい味よりも少しはっきりしたメニューで舌だけでもピリッとさせたい、と思ってのピリ辛のトマトソースパスタです。
信田缶詰「いわし油漬唐辛子入り」はとても便利ないわし缶
信田缶詰という会社をご存知でしょうか。千葉県調子にある缶詰会社ですが、こちらの「いわし油漬唐辛子入り」という缶詰がとても便利なのです。

かれこれ20年ほど前、野菜などの通販Oisixを利用していたことがあり、その中で見つけた缶詰です。いわしの缶詰というとオイルサーディンですが、これはそれよりもかなり大きいいわしが、頭を落とした状態で三尾入っています。味付けは紅花油に唐辛子と少しの食塩で調味されていますが、これがなかなか唐辛子が効いていて良いんです。
味がついているといっても塩だけで、それほどコクはありません。
加工するのにも他の味付けを邪魔にならないので、常備しておくととても便利です。
今日のパスタはそれをトマトソースで軽く煮込んで、ラグーソースにしています。
結構辛味がついているので最終的な味付けで唐辛子を足さなくても、ピリ辛になります。
ふっくらとしていわしの味が十分楽しめるので、かなり新鮮な状態で缶詰加工しているのかなと思います。
何かもう一つおかずが欲しいとか、面倒で手軽に食事を済ませたいという時に大活躍の缶詰。
例えばこの缶詰を丼にするのもおすすめです。
ご飯に海苔を敷いて、この缶詰を乗せてお醤油を垂らすだけであっという間に美味しいどんぶりのできあがり。余裕があれば大葉を千切りにして乗せたりしても見た目と後味がさわやかになります。
缶詰は日持ちもするので、まとめて箱買いしても1、2年で使い切れば良いのでこういうアイテムがいくつかあるととても便利なのです。
フレンチドレッシングは空き瓶を利用して
サラダはオリーブオイルと酢と塩コショウというシンプルレシピが基本のフレンチドレッシングにディジョンマスタードを足して、マスタード風味にしました。仕上げに残っていたスモークサーモンと半熟玉子をトッピングしています。残念ながらこの写真では玉子の黄身が沈んで白身しか見えていませんが・・・

ドレッシングは一人暮らしだと小さめの瓶でもちょっと大きくて、使い切るのにかなり時間がかかってしまうし、色々な味を楽しみたいので誰かにいただいたりする以外は自分で作ります。大体は小さめのボウルでささっと作りますが、フレンチドレッシングはシンプルなだけに、よく撹拌しておかないとオイルと酢が分離して味があまりないところと濃いところなどまだらなサラダになってしまうので、ちょっと注意が必要です。
マスタードを入れるとそれがうまい具合にオイルと酢を乳化させるので、とろりとした美味しそうなドレッシングを作ることができます。
全体的にクリーミーで美味しそうに見えますよね。

フォークや泡立て器だとうまく撹拌できなかったり、必要な量に対して調理器具が大きすぎてやりにくかったりしますが、空き瓶を利用するととても簡単。
ドレッシングの材料を入れて蓋をしっかりしてからシェイクするだけです。
今は色々ニッチな調理器具が出ているので、もちろんドレッシングを作るための瓶などもありますが、卓上に出せるようおしゃれ感重視になっているものが多く、口が狭くて案外洗うのが面倒だったりします。私はドレッシングを卓上に出して使うということはまずないので、ジャム瓶の方が広口な上にしっかり口が閉まり、もし多く作りすぎてしまった時もそのまま保存できると便利づくしなので、もっぱらジャム瓶を愛用しています。