特別に見えるメニューも案外難しくなく作れるもの

2021年明けましておめでとうございます、くりたです。

2020年は2019年中国・武漢で発生したCOVID-19で世界中が翻弄されるセンセーショナルな一年となってしまいました。まだまったく落ち着いておらず、首都圏はこの数日の間にも再びの緊急事態宣言が出されるかという状況ですが、生活は続きます。
今年はどのような社会に、そして私はどう過ごす一年になるのでしょうか。

まず一年最初の投稿は、お正月にふさわしい豪華な食事で幕開けです。

ローストビーフです。おいしそうですね〜。はい、おいしいです。

ローストビーフを買っている人は多いと思いますが、ググると山ほどレシピが出てくるように、作っている人も多くいらっしゃるのではないかと思います。

ローストチキンやローストビーフは特別な料理のような気がして、自宅で作るのは難しいと思っている方は、ぜひ一度ご自分でチャレンジしてみてください。多少は料理をする方なら、思ったよりも上手にできることにびっくりされると思います。
なかなかそんな塊肉はスーパーで売っていないという場合は、お肉屋さんで作る前日にでも「ローストビーフ用のものを400g欲しい。」などと頼んでおいたら用意してくれます。スーパーでも受けてくれる場合もあると思います。店頭に並んでいるお肉も元は塊肉なので、ローストビーフに限らず普段店頭ではあまり見かけないようなものも、頼んでみると案外簡単に手に入りますよ。

ステーキのように厚切りもおいしい!

レシピは上述しているようにネットにたくさん上がっているので紹介しません。
今日は食べ方について提案です。
ちなみに本日のメニューはこちら。

・ローストビーフ セルバチコと春菊のサラダ添え
・たち(たらの白子)レモン添え
・タコとじゃがいものサラダ セロリのあしらい

ローストビーフは500gの塊肉で作って、出来立てを1.5cmくらいの厚切りにカットしていますので、ものすごく食べ応えがあります。
かなり昔の話ですが、大学を卒業して就職した頃、職場近くにビクトリア・ステーションというチェーンのローストビーフが売りの少し高級なファミレスのようなレストランがあり、そこで初めて厚切りローストビーフを食べて、そのおいしさに目覚めました。
ステーキと違って熱々ではありませんが、きちんと中まで火が通っていてお肉の旨味と甘味を心ゆくまで堪能できます。
食べ始めはほんのり温かく、食べているうちに冷めてきますがローストビーフなのであまり食味が落ちないというのも魅力です。
ステーキだとソースなしでも良い感じですが、ローストビーフの場合は一応そのままで食べても味はついているものの、できればソースを添えた方がよりおいしいようです。
今回はローストビーフを作るときの下味用にソテーしたにんにくとセロリの葉の残りにバルサミコ酢とはちみつ、エルブ・ド・フランスというハーブミックスを入れて煮詰め、塩胡椒で味を整えています。

南イタリア定番の絶品サラダ

タコとじゃがいものサラダは多分以前もブログで紹介したのですが、南イタリアの定番。シンプルですが不思議なほどおいしいです。じゃがいもはホクホクよりもねっとりしたメークイン系がおすすめで、少し芯を感じるくらいの固めに茹でるのがコツ。
あとは塩胡椒で味を整え、仕上げにオリーブオイルをたっぷりと。オリーブオイルが風味の要なので、調理用よりも生食向きの風味があるものが良いと思います。今回はオリーブを絞る時にレモンも一緒に加えたレモンオリーブオイルを使いました。オリーブオイルの中でレモン果汁が熟成されてオリーブオイルにレモン汁を欠けたものとはかなり違う、やわらかで奥深い味わいで海鮮系のサラダによく合います。

たちは生食用に、レモンを添えて塩胡椒しただけ。たちそのもののクリーミーさが楽しめる、冬だけの楽しみです。

お正月におせちを食べたあと、こんな食事も気分が変わってうれしいものです。