今日も簡単。でも身体喜ぶおいしい野菜メニューたち
自宅ごはんを中心に、まあまあ幅広いトピックを扱うくりたです。

本日のメニュー
・板わさ ・じゃがいもの明太子和え ・ネギとワカメのナムル ・白菜と玉ねぎのおみそ汁
今日は軽くお酒を飲みながら食べようということで、おみそ汁以外は居酒屋的メニューです。
今日久々にコンビニに行きましたら、もともと多かったチューハイの棚がさらに増えていてびっくりしました。ビールの消費量が落ち込んでいるとと聞いていますし、あまり若者がお酒を飲まないらしいことは自分の経験的にも感じています。ビールと酎ハイではアルコール度数はあまり変わらないと思いますが、酎ハイの方が口当たりが軽いものが多いので、人気があるのでしょうか。メーカー各社もしのぎを削って工夫しているようで、ラムが入ったりワインを入れたりと、10年前にはあまりなかったようなほぼカクテルと言えるような酎ハイが色々。ということで、その中の一本を試しつつの食事でしたが、結論としてはやはり残念ながらカクテル的酎ハイは厳密にはあまり食事には合わないですね。まあ、飲みますけどもマリアージュ的組み合わせの妙というのは感じない。ナッツとかフルーツなどの乾きものが合いそうです。ハイボールだとギリギリいけると思うのですけれどね。
市販のものと合わせて簡単おいしいおつまみ二品
まずは板わさ。

単純に板かまぼことわさび醤油です。
ミソはというかそれしかないやんけというところなのですが、この板わさは先日舞鶴まで車で行きまして、舞鶴港近くのおみやげ屋さんで買い求めたものです。かまぼこは舞鶴で力を入れている特産品らしく、現在ではほとんどが日本近海ではない冷凍すり身を使っていることが多い中、日本海で取れたシログチやエソといった古くからかまぼこ用として使われていた魚の生すり身を使うようにしているそう。
おそらくつなぎ成分も一般的なかまぼこに比べて少ないのか、歯を入れるとぷりっと弾けるような弾力を感じますし、食べた後に舌が疲れるようないつまでも何となく後味が残るような感じもありません。大きめの板で一つ600円もしなかったのでそれほど高い訳ではありませんでしたが、本当においしいです。
私はどちらかというと練り物は先に言ったような独特の後味が残る感じが好きでないのであまり食べませんが、こんなかまぼこだとまた食べたいなと強く思いました。
舞鶴はそのほか何故かカレー推しだったのですが、おみやげを考えるときはぜひかまぼこも候補に入れてみてくださいね。

こちらはじゃがいもと明太子の和え物です。
じゃがいもは千切りをシャキシャキの歯ごたえが残るくらいにさっと湯がいて水を切り、そこに缶詰の明太子の油漬けを投入して、お醤油で少し調味して和えただけです。ほんのり明太子の辛味も感じられ、油と和えたことでコクもあり、かなりおいしいです。写真に撮りそびれましたがこれを海苔で包んで食べたらさらに磯風味もプラスされてますます美味しく、酎ハイというよりも日本酒にぴったりの素敵メニューになりました!
たまたま先日福岡に行った際に友人から勧められた明太子の油漬けの缶詰ですが、生とは違う美味しさがあって、ご飯の上にかけたりパスタに和えたりとなかなか有用なので、みなさん舞鶴の他、福岡にお立ち寄りの際にも明太子の油漬けもおいしいということを頭の片隅に入れておいても良いかなと思いますよ。
ナムルは簡単で野菜たっぷりお助けメニュー

今やすっかり日本の食卓にも定着した感のあるナムル。
もともとは韓国での常備菜ですが、おひたしよりもコクのある感じで人気ですよね。韓国料理店や焼肉店に行った際に頼まない人は少ないのではないでしょうか。
しかしなぜかお店のナムルは野菜などがそれぞれ素材は一つで出てくるような気がします。
わらび、人参、ほうれん草、もやしなどなど枚挙にいとまがないほど種類豊富ですが、皆ひとつの材料をそれだけで作って、複数盛り付けていることがほとんどです。日本でもおひたしというとだいたい素材はひとつなので、そのあたりも若干文化の共通点があるのでしょうか。
ナムルがなぜ素材ひとつひとつを別々に作るのか、ざっと検索してみましたが思うような答えは見つかりませんでした。
もともとは野草などもかなり使い、素材の味を引き出すためにそれぞれ別の下ごしらえが必要で手が掛かる料理だと書かれていますが、なにゆえなのかは不明。
まあ、私は素人で家庭で食べるだけなのでここは二つの素材を合わせて異端ナムルとしました。とはいえ、ワカメは塩蔵ワカメを水で戻して、九条ネギはそれだけをさっと湯がいたので、一応それぞれ別々の下ごしらえはしているのですけどね。
日本のおひたしの素材そのもののようなあっさりした感じも良いですが、ごま油とゴマのダブルゴマ使いで作るナムルはその香り、コクで食欲を刺激しますよね。それぞれ下ごしらえするのも面倒という方には面倒なのかもしれませんが、ゆでて和えるだけでこんなに味わい深い一品ができるって韓国の産んだ素晴らしい郷土料理だと思います。野菜がたっぷり食べられるところも魅力的なので、何か家にひとつの種類の野菜が多いなと感じた時にぱぱっと作ってたくさん食べられるのでとても便利です。
おみそ汁は玉ねぎと白菜を千切りにして入れただけなので、今日は単品での紹介は割愛です。