自宅ごはんを中心に、まあまあ幅広いトピックを扱うくりたです。
今日は簡単メニューなのですが、イカをさばくという仕事があったので全く手軽でないことになってしまいました。トホホ。手軽な内容だけを知りたい方は3つ目の見出し「使えるものはぶちこめ!すべてトマトが解決する」だけご覧ください。
冷蔵庫のスルメイカを救出
本日のメニュー
・魚介のトマト煮込みバターライス添え

仕事で遅くなったので手軽に食べられるご飯にしようかなあと、ギリギリいつもいく八百一さんで残り物お惣菜を物色しに行きました。
しかし最近は閉店間際の割引販売が定着しているせいか、残念ながら今日の気分に合うものが残っておらず、やはり自分で何か作って食べることに。
帰って何があるかなーと冷蔵庫を覗いたところ、ありました!二日前に買ってすっかり忘れていた生のスルメイカ二杯!
小ぶりながら新鮮そうだったので、わたを使って何かしようかなーと思い、お店の人に「中抜き(内臓抜き)しましょうか?」というのを断ったにも関わらず、二日も置いておいたらもうわたを使うのは危険なので避けねばならない。手軽に済ませようと思っていたのにかえって面倒なことになってしまった・・・こんなことなら中抜きしてもらうんやったわーと思いつつ下ごしらえ。
さばいたイカは保存分を真空パックで冷凍
写真を撮りながら中抜きをするのは、手が生臭くなってかなり大変なので割愛です。
一言添えるなら、イカの皮はまな板の上でなくて、水道で水を流しながらかボウルに水を張った中でやる方がスムーズですので、もしも自分でイカの処理をすることがあれば、どうぞご参考になさってください。
さて、下ごしらえしたイカは小さいとはいえ二杯は一人で多すぎるので、今日のところはえんぺらやゲソを食べて、胴体部分はイカリングにしてまたそのうち使うように冷凍しました。
我が家には真空パック機があるので、こんな風に真空パックにしてから冷凍です。

真空パック機はしょっちゅう使うわけではないのですが、主にお肉や魚が残って冷凍したいときに、少しでも味が落ちるのを食い止めるのに便利です。また早く下味をしみこませたい時も、真空にすると数分でかなり味がつくので時短にもなります。ただし真空パックの袋をシールして作ったりしないといけないので、少し手間はかかりますけど。
パック機でなくても、タッパーで空気を抜く容器もあるので、そちらを使っても良いかもしれません。私は使ったことがないので比較できないのですが。
使えるものはぶちこめ!すべてトマトが解決する
とりあえずイカの準備はできたので、あとはそれをどうするかです。
さらに冷蔵庫をチェックすると、イカ、もとい以下のものが見つかったので、この際まとめて料理することにしました。
・トマト水煮缶の残り ・解凍したスズキ 一切れ ・使いかけえのき、新玉ねぎ、1/3ほどの人参
トマトの水煮がある時点で、トマト煮込みになることはほぼ決まりです。ご存知の方も多いと思いますが、トマト煮込みはとても汎用性の高い調理法です。さまざまな野菜、お肉は鶏でも豚でも牛でもOK。なんでも軽く炒めてから煮込むと、トマトの旨味が他の材料をつないでまとめてくれます。
しかも煮込み時間はカレーのように長時間でなく、10分くらいで大体出来上がり。
煮込んでいる間、今日は一品だけなので少しボリュームをつけようと思い、こちらも冷蔵庫にあったごはんをバターライスにすることにしました。
本当は炒め玉ねぎと一緒にする方が良いですが、あいにくいつもは常備している炒め玉ねぎの冷凍が切れていたので、バターで炒めて塩胡椒で味を整えるだけにして、出来上がったトマト煮込みをバターライスにかけて出来上がり。

プランターで育てているバジルを彩りに添えるとなんとなくおしゃれな仕上がりです。
バターライスがトマト煮込みによく合い、さらにコクを加えてくれて大満足。
今回はイカをさばくところから始めたので手間がかかってしまいましたが、下ごしらえ済みの材料ならカットすることから始めても、20分くらいで完成する簡単メニューです。
煮込みは少し余ってしまったので、数日うちにパスタソースにでもしていただこうと思います。