自宅ごはんを中心に、まあまあ幅広いトピックを扱うくりたです。

自分で作るのも超簡単。果報は寝て待て。

発酵食品が人気になって、もう5年以上が経ちますね。

小さい頃から発酵食品が大好きで、ヨーグルトはもちろんですが、塩辛や甘酒も大好きでした。

甘酒は二種類あって、糀を発酵させて作るものと、酒粕を溶いて作るもの。どちらも美味しいのですが今日は近年流行している糀を使った甘酒の応用編です。

昔は売っている甘酒って森永の缶に入った赤いパッケージのしかなかったと思うのですが、今はスーパーや酒屋さんに行くと、色々なところからでていますよね。

買っている人も多いんだなあと思いますが、私は自分で作る派。

作るのは温度管理が面倒という方もいますが、実は炊飯器の保温機能を使えば超簡単なんです。

私はいつもほぼ目分量で作るのですが、大体200gのほぐした糀に対して、ご飯茶碗半分くらい1/3合くらいのご飯を混ぜて、人肌よりちょっと熱いお湯を糀がひたひたになるより少し多めに3合炊きの炊飯ジャーに入れます。

普通に保温すると温度が上がりすぎて発酵が進まないので、ちょっと蓋をあけて熱を逃がすようにしないといけません。うちの炊飯器は二重蓋の一つをとると丁度60度くらいになるので、夜寝る前に保温設定にして置いたら、眠っている間に出来上がりです。

いわゆる甘酒の作り方のレシピは、飲む甘酒を作るためなので出来上がりがシャバシャバするので、私はかなり水は控えめにして、濃いドロドロの甘酒を作ります。

かなり甘いので、これをヨーグルトにお砂糖代わりに入れて発酵×発酵にしたり、料理をするときのお砂糖がわりに使ったりもしますが、これからの季節にオススメなのは、甘酒シャーベット!

飲むだけではもったいない、やさしい甘みの甘酒

難しいことは何もありません。濃くドロドロに作った甘酒を冷凍するだけです。

そもそも一人暮らしではよく売っている200gの糀だと、冷蔵庫で保存できる期間に食べきれないので、冷凍するともう少し長持ちして一石二鳥です。

糖度が高いので、甘酒は冷凍してもカチカチにならず、スプーンがサクッと入る硬さです。

それを適当にグラスや器に入れて、そのまま食べても良いのですが、フルーツソースなんかをかけるとちょっとおしゃれなデザートになります。

写真はパッションフルーツの果汁そのままをかけたもの。

甘酒のやさしい甘さが酸っぱいパッションフルーツと出会って爽やかです。

アイスクリームよりもさっぱりしているけれど、糀の独特の穀物っぽい香りと味があるので、普通のシャーベットよりも濃厚です。

果汁だけでなくてジャムをのせて混ぜながら食べても良いし、意外なところで八丁味噌とかを少しのせてもアクセントになってお薦めです。

以前友人が甘酒を作ったものの、子供が糀独特の風味が苦手で食べてくれないというので、シャーベットにすると食べやすいので試してみたらと提案したところ、喜んで食べてくれたそうです。

甘酒は「飲む点滴」と言われるほど栄養価が高くて、消化吸収を助ける効能もあるのでこれから暑くなる時期は、夏バテにも良さそうです。

簡単便利なおやつ、甘酒シャーベットは身体にもよくて安心なので、ぜひ皆さんもお楽しみあれ!