自宅ごはんを中心に、まあまあ幅広いトピックを扱うくりたです。

イタリアンカラーで食欲そそるきれいメニュー

本日のメニュー

・カブとスモークサーモンのサラダ
・トマト控えめガスパチョ
・ステーキ野菜添え
・パスタ ジェノベーゼ

今日はちょっと奮発してコースメニューっぽいごはんにしてみました。

近くの八百屋さんで、ピーチかぶのような生食がぴったりのジューシーで甘いかぶがあったので、ぜひサラダで!と思っていたところスモークサーモンをいただいたので、ミルフィーユ風サラダにしました。ちょっと落ち着いた味にしたかったのでオリーブオイルの代わりに山椒オイルをたっぷりかけます。スモークサーモンはケイパーと相性ぴったりですが、山椒オイルを使うと山椒がケイパーの代わりを務めて、サーモンの味を引き締めます。オイルの色も山椒の葉を漬け込んだオイルだと、エキストラヴァージョンオイルのようなきれいな緑色です。

夏野菜ならなんでもOK。野菜たっぷり夏の食欲そそるガスパチョ。

次は今年初めて作るガスパチョ。本来はトマト中心の真っ赤な冷たいスープですが、今回はトマトは控えめにして他の夏野菜をたくさんいれたので、ピンク色です。その色が引き立つように青いガラス器に盛り付けてみました。

ガスパチョは今はかなりスペイン料理として浸透しているメニューだと思いますが、ミキサーさえあれば自宅で作るのはとっても簡単です。酢のさわやかな酸味が夏バテなど食欲がないときにもオススメではないかなあと。実は私、夏バテは約半世紀生きている中で一度しか経験がなく、食欲がとにかく年中あるので食欲がなくなる心配はほぼないのですが。心配事や悲しいことがあってもお腹が減ってしまい、そのことが自分でも恨めしいほどです。

ガスパチョはレシピではトマト、きゅうり、パプリカやピーマンを使うと書いているものが多いのですが、トマトときゅうりを押さえておけばあとは夏野菜なら何を使っても良いと思います。このスープではパプリカは使わず、皮を剥いたナスを使っています。パプリカも好きですがたまたま買っていなかったという単純な理由で使っていませんが、パプリカやピーマンを使わないと独特の苦味がなくなるので、もしかしたら小さいお子さんなどはこちらの方が食べやすいかもしれません。

とにかく食べ残しの古いパンをひとかけ、水と酢(ワインビネガーが推奨されていますが、私はりんご酢を使います)をいれてパンがふやけたら、1cm角くらいに切った野菜と塩コショウ、オリーブオイルをいれてミキサーにかけるだけです。数日は冷蔵庫で保存もきくので残ったら朝食に野菜ジュースの代わりにいただいたりできるので便利です。

たまにしか食べないので、牛肉は贅沢に

お次はステーキです!ステーキ=素敵というくらいお肉の塊は多くの人に愛されていますね。

京都は実はすき焼きの発祥の地ということもあり、牛肉文化が盛んでお肉好きの人もとても多いです。名古屋以東では肉じゃがの肉は豚というところも多いそうなのですが、京都では肉じゃがといえば絶対に牛!他の肉は考えられません。

私自身は普段ほとんど牛肉は食べないというか、お肉自体そんなにしょっちゅう食べないです。理由は値段が高いことと、やはり食材としてとても強い感じがするので、そんなに毎日食べなくても良いかなと。きくところによると人間は自分の体内に持っている酵素で分解できるのは鶏肉までで、豚や牛は野菜などの酵素がないと分解できないのだとか。

お肉を食べると身体が温まるというのは、きっと分解しようと身体が頑張るからですね。

そんな牛肉なので、たまに食べるときはまあまあ奮発します。

今回は高島屋で特売になっていたお肉ですが、特売といえども100g1,000円超えだったので、流石に味わいがあって美味しかったです。私はお金については使うところは使う、使わないところはつかわない、とかなりメリハリ効いた消費者なので、今日は特にイベントはないけれど、このお肉を買ったことで、食卓が少なくともハレの日になりました。

おいしすぎるジェノベーゼ !バジルと松の実とチーズの織りなすコクとさわやかさの競演!

お肉がメインぽいのですが、実は今日作って食べたかったのはこれ!ジェノベーゼ パスタです。冒頭にパスタの写真を載せたので、ジェノベーゼソースの写真を。

作ったのは今回初めてですが、めちゃめちゃ上手にできました。こちらもガスパチョ同様、ミキサーがあれば簡単です。

バジルと松の実、粉末にしたパルミジャーノレッジャーノ、にんにく、オリーブオイルと塩コショウをミキサーに入れるだけ。

バジルは大量に必要ですが、毎年4月に近所の八百一という大きなおしゃれ八百屋さん系スーパーの創業祭でお買い物した人にバジルの苗をプレゼントしてくれるので、それをもらって育てています。さすがハーブは元雑草だけあり繁殖力がすごいです。もうわっさわさであしらいに使う程度では食べきれないほどできるので、大量消費できるジェノベーゼソースはぴったり。

きれいな緑色が目にも美しく、食べるとバジルのさわやかな香りが鼻に突き抜けると同時に、チーズと松の実のコクが流れ出してきて、さわやかなのにあっさりでなく濃厚という複雑な味わいが生まれます。こんなソースを考え出したジェノバっ子は偉い!

しかし松の実はあまり自家栽培しているという話も聞かず、入手経路はほぼスーパーなどの店頭なのであまり収穫時期など考えたこともありませんでしたが、ちょっと調べてみると、初夏にとる場合もあれば晩秋にとる場合もあるようで、これは松の種類に多少よるところがあるのかもしれません。でもまあ基本的にナッツなので長期保存ができるから、それほど旬を重視しないということなのでしょうね。

このジェノベーゼソース、とにかく自分で作るとフレッシュ感と濃厚感が市販のものと全然違います。パスタだけでなく、茹でたじゃがいもにかけるだけで立派なおかずになるし、他の野菜とも相性もよく、お肉とも合いそうなのでちょっとこれから色々活用してみようと思います。作ったソースは冷蔵庫でしばらく保つようなので、しばらく楽しめそう!食事の夢が広がります。