先入観を乗り越えて実験サラダ!

今日は、珍しいサラダを作ってみました。
おそらくどのレストランでも提供されたことはないでしょう。

二種サラダを作ったのですが、もう一種はイタリアンレストランでは時々見かけるメニューかと思います。

・切り干し大根とシャインマスカットのサラダ
・タコとじゃがいものサラダ

切り干し大根を???と驚かれるかもしれませんが、これ友人が絶賛してくれました。
1.切り干し大根を水でもどしておく。細いものなら20分くらいで大丈夫です。時間をおきすぎると切り干し大根から味が抜けてしまうので注意
2.シャインマスカットはタテにふたつ割りにして、蜂蜜を少しかけて5分ほど置いてマリネする
3.りんご酢とオリーブオイルに塩と白こしょうを加えて好みの味に整えておく
4.1と2を合わせて3のベースのドレッシング液をかけて和える。甘味が足りなければもう少しはちみつを足すなどして好みの味に仕上げる。

結構簡単です。
なぜこのレシピを思い付いたかというと、おいしい切り干し大根って水で戻す前にそのまま食べてみるとかなり甘味があるんです。戻すと独特のしゃくっとした食感が面白いし、酢の物にしても結構おいしいので、酢の物は甘酢で仕上げるので、じゃあ洋風にオイルを足してもいいんじゃないかな?というところから。
酢の物には柿を入れてもおいしいし、世の中にはフルーツサラダなるものも存在するので、それらの幅を拡張してひとつにまとめてみました。
ぶどうってかなり強い甘味があるけれど、後味が爽やかなのでサラダにしてもしつこくなくて良いです。色合いもシャインマスカットだとやわらかで上品。
しっかりした果肉をかみしめるとジュワッと果汁があふれたところに、生の大根とは違ったしゃくしゃくす流けれどやわらかい切り干し大根の食感がアクセントになり、初秋に透明感を感じる一品になったかなと思います。
こしょうはブラックペッパーだと刺激が強すぎるように思うので白こしょうにしています。

定番の前菜もオイルを変えるとワンランクアップの味わいに

タコとじゃがいものサラダはさらに簡単なレシピです。

茹でたジャガイモの皮をむいて7ミリか1センチ程度の薄切りにして、お刺身用にスライスしたタコと一緒に並べて上から塩胡椒して、仕上げにオリーブオイルをかけるだけ。
いろどりも風味もよくなるので、イタリアンパセリを飾ると良いと思いますが、なくてもそれほど問題ありません。
それよりももしもあればオリーブオイルを普通のエクストラ・ヴァージンでなく、オリーブを絞って油を抽出する時に生レモンを一緒に絞ったレモン・オリーブオイルを使うとさらにさわやかで一段と味わいが深くなるのでおすすめです。
レモン・オリーブオイルは昔レストランで初めてパンにつけるバターの代わりに供されたのがきっかけで知りました。他にもオレンジと一緒に絞ったオレンジ・オリーブオイルもありますが、今回はオレンジよりも断然レモンが良いです。
オイルが入手できなければレモンを少し絞っても良いかとは思いますが、レモン・オリーブオイルはオリーブと共に熟成されているので、オリーブオイルにレモン果汁を加えたものとはかなり味わいが代わります。
まあまあ高級ですが、カルディ・コーヒーファームなどでは比較的安いものもあって、これも十分おいしいのでパスタやサラダが好きな方なら、1本購入しても良いと思います。
パンにバターの代わりにつけてもおいしいし、サラダドレッシングに使ったり、トマトの冷製パスタを作る時に使ったり、ポークソテーやチキンソテーに風味づけとしてさっとかけたりしても、いつもとは違うおしゃれな感じになって食卓が楽しくなりますよ!