自宅ごはんを中心に、まあまあ幅広いトピックを扱うくりたです。

手軽で豪華な食卓

本日のメニュー

・りんごのポテトサラダ
・イサキの刺身
・破竹と人参のたいたん
・冷しゃぶサラダ、ピリ辛風味
・レンコンのからし醤油炒め
・なんばん焼きとチーかま
・タチウオの蒸し物
・豚の角煮、大根と卵入り

品数が多いです。

週末に海辺にお家のある友人、れいこさん宅に遊びに行ったところ、急にお隣さんと料理もちあいで共同ご飯会をすることになりました。

こちらでは遊びにいった時は私が料理当番、その代わりれいこさんたちが後片付けを担当してくれることが多いので、今回もメイン当番は私となり、破竹と人参のたいたん、タチウオの蒸し物を作って、冷しゃぶのたれレシピを考えました。

破竹はいわゆる「筍」である孟宗竹や真竹のシーズンが終わった後に出てくる、所によっては「笹の子」とも呼ばれている細い筍です。

太い筍も美味しいですが、細い破竹は根元の部分も固くなく、普通の筍の穂先のようなやわらかな部分が多いので、見た目のインパクトはそれほどありませんが、風味はとても良いです。

太い筍は真空パックの水煮など年中スーパーで売られていますが、破竹は五月のこの時期だけなので旬を感じるうれしい野菜です。

こちらも今が旬のタチウオの蒸し物は少し中華風で。

焦げつき防止と甘みたしのために玉ねぎスライスをお鍋に敷き、タチウオをのせ、その上にさらに生姜の千切りをたっぷり乗せて、お酒を少しかけて蒸しあげたものに、味付けはごま油とお醤油、塩辛さを和らげるために少しのお砂糖を加えて煮立たせたものを上からかけます。

冷しゃぶの盛り付けまでは友人が担当してくれたので、タレのアイデアだけ私です。

破竹もタチウオもあっさり風味なので、少しパンチの訊いた味が良いと思い、ポン酢にガーリックラー油を加えて、ごま油と少し胡椒を入れました。

どれも簡単なので3品作っても20分くらいです。

賑やかな食卓はそれだけで豊か

お隣さんの料理も私の料理もパーティらしい何か特別なものかというと、そうでもありませんが品数が多くてちゃんとした器に盛られていると、それだけで豪華な雰囲気がでます。

でも何よりの調味料は集ったメンバーとの楽しい会話。気のおけない間柄の仲間がたくさん集まると、それだけでうれしい。

れいこさんと知り合ってもうかれこれ10年以上、家族のように受け入れてもらってすでに第二の実家のようです。その間二度ほど大げんかしたこともありますが、それがドーナツを食べたとか食べていないとか、本当にくだらないことが原因で、こんなくだらないことでけんかできる事が気持ちに距離のない証拠だなあとも思います。

お隣さんとも彼らが引っ越してきてすぐに親しくなったので、こちらも10年ほどのつきあい。

私は数ヶ月に一度しかこないけれども、本当に近所に住んでいる隣人のように気楽な関係です。

こんなメンバーで食事が楽しくない訳がありません。

それぞれが持ち寄ったお料理の話から、身近な人たちの話、ニュースの話などなど話題は尽きず、お箸は進み会話も弾む。

集まったのは総勢7名で、40代から70代、若者は今日の食卓にはいませんが、それなりに幅広い世代で職業もばらばら。それだけに同じ話題でも捉え方が違ったり、知っている情報が違ったり、発見が多くてわくわくします。

こんな平和で充実した食事の時間がこれからも多く持てるよう、日頃から心身ともに健康でいられるようにしなくてはなあと思う休日です。