自宅ごはんを中心に、まあまあ幅広いトピックを扱うくりたです。

若干残念な見た目ながら、塩麹でふっくらやわらかジューシーな唐揚げ

本日のメニュー

・鶏ももの唐揚げ
・新たまねぎクリームチーズ和え
・やまいも焼き

鶏の唐揚げを数年ぶりに作りました。

以前集中的に作っていたことがあり、その時かなり味付けも工夫して上手に揚げられるようになっていたのですが、久しぶりに作るといまいちうまくいきませんでした。

衣が薄すぎなのとと油の量が足りません。そのせいで少し焦げ目がついた感じになってしまいました。油の量が足りないのは単にストックの確認忘れ。味も悪くはないのですけども。

味付けは塩麹を中心に、生姜たっぷり、にんにく、お酒、お醤油、みりん、砂糖などを入れています。ポイントは塩麹で、塩麹自体がほんのりとした甘みを含んだ複雑な味わいがあるということもありますが、これで下味をつけることでお肉がやわらかくなるんです。

やわらかいと言っても、しょうのないぼんやりとした何というかチキンナゲット的なペタペタした食感ではなくて、ちょっと硬めの地鶏系の鶏肉だと歯ごたえ残しつつも、すぅ〜っと歯が入っていくようなしなやかな食感になるんですよね。塩麹の味がそんなに好きではない場合は、普通のお塩を中心に隠し味として使っても良いと思います。オススメの調味料です。

近年は唐揚げブームもあり、京都でも唐揚げ専門店が増えました。デパ地下でもしょっちゅう全国の有名唐揚げ店の出張販売が開催されています。

私自身は数年ぶりに唐揚げを作ったくらいなので、唐揚げを特別に好んでいるわけではありませんが、友人知人にも唐揚げが大好きという人は多いし、以前働いていた大学の学食メニューでも唐揚げは大人気で何かのイベントの立食パーティなどでは「大学生にはとりあえず唐揚げを出しておけ。」と言わんばかりに唐揚げが山と積まれ、他の料理があってもまず唐揚げからなくなっていました。

どうしてこんなにも唐揚げは人気なのか考えてみると、だいたい揚げ物は多くの人が好きですよね。油って美味しさを割と手軽に感じさせることのできる材料だと思います。

卵焼きもふんわりと仕上げようと思うと油をたっぷり何度もひいた方が良いし、美味しい炒め物も油をたっぷり使って炒めてあることがほとんどです。中華のオイスターソースをかけただけの簡単湯引き野菜も、お湯で茹でただけではなくてお湯に少しのお塩と油を垂らした中にさっと野菜をくぐらせることで、あの独特のシャキシャキ感のある食感が出ています。

多くの食材の特徴を良い具合に引き出すのに割と万能なアイテムなんだろうなと思います。

ダイエットの敵ではあるので、ほどほどにしないといけませんが、油ものはやっぱり美味しい。

玉ねぎはクリームチーズと仲良し

唐揚げの後味をさっぱりさせるためにサラダを。

今はまだ新たまねぎの旬なので、スライスたまねぎをクリームチーズで和えました。味はお醤油と塩で適当につけています。たまねぎとクリームチーズってかなりベストマッチな組み合わせで、新たまねぎはもともとあまり辛みはありませんが、辛いたまねぎも割とチーズを合わせると印象が緩和するような気がします。

この組み合わせにおかか(かつお節)を加えてもうまみがぐぐっと増して美味しいですけど、今日はシンプルに。たまねぎとクリームチーズだけだと真っ白な料理になって味気ないので、黄色と赤のパプリカを少し添えてみました。

唐揚げで脂っこくなった口を、玉ねぎの辛みがさっぱりとさせてくれます。

玉ねぎはたんぱく質の分解酵素もあるから、お肉を食べるときに一緒に食べ合わせると良いのですよね。

そのほかは山いもを焼いて塩胡椒しました。こちらも手軽で美味しいので、何か一品欲しいなと思うときには超簡単で役立つメニューです。