少しは京都の様子なども
くりたです。
最近気がついたのですが、ブログタイトルに京都と入れているのに、京都を感じる話題がほとんどありませんね。とはいえ、観光ブログでもないので、これからは歳時記的に少し取り入れようかなと思います。

ということで、こちらは京都の目抜き通りのひとつ、御池通で満開になった桜です。
天気予報では21日あたりが京都の桜開花予想でしたが、一斉にではないもののちらほら満開の桜を見かけるようになりました。ソメイヨシノはまだですが、来週末あたりが全体的に見ごろになるのではないかと思います。
何日か前のブログでも書きましたが、お天気がよくてお花が咲いていると、気持ちも華やぎますね。道ゆく人々も桜を見上げてはうれしそうな顔をされていたので、多分私もそんな顔をしていたものと思われます。
”うまみバーガー”として、アメリカでも人気らしい

今日の献立は変な取り合わせです。
・干し椎茸のソテー、焼き野菜とサンチュ添え ・ミートコロッケ ・アジアン風ポーチドエッグスープ
干し椎茸のソテーもアジア風スープにポーチドエッグもあまり作ったことのある方はいないかなと思います。
干し椎茸は昭和世代の食卓にはお馴染みですが、20代や30代、いやひょっとしたら40代の人々もそれほど日常的に使う食材ではなくなっているかもしれないですね。
以前はよく母が筑前煮や干し椎茸の旨煮など、いわゆる日本のおかずとしてよく使われていたと思いますが、椎茸の戻し汁の独特の風味などもあってどう使って良いかわからないので使っていない、ということが多いのかなと思います。
かくいう私もそれほど頻繁に使うというわけではないのですが、慣れていないから使わない構図かなと思うので、最近はなるべく意識して使うようにしていますが、逆に日本食が世界的ブームになることで、海外で日本人にはあまり思いつかないような使い方が出てきているようです。
近年日本にも上陸したらしいですが、ニューヨーク発のハンバーガーチェーン UMAMI BURGERではシグネチャーバーガーはなんと!ロースト椎茸入りです。
確かに干し椎茸のグアニル酸は、イノシン酸、グルタミン酸と並ぶうまみ成分の代表です。生椎茸も美味しいですが、干すことによって何倍にも高められるというそのうまみは、他の食材にはない独特で強烈な香りと味があり、お味噌汁の出汁に入れるにしても分量が多いと他のうまみの味がよくわからなくなるほどのインパクトです。
UMAMI BURGERのすべてのバーガーに干し椎茸が入っているわけではありませんが、かなりチャレンジングで画期的なフレーバーですよね。どんこの干し椎茸などは戻すとかなり肉厚でしっかりした歯応えもあるので、結構食べ応えがありそう。
大体お店の名前を冠したバーガーに入れているのですから、相当な自信作に違いありません。
まだ未経験ですが、そのうちぜひ食べてみたいです。
そんなこともあり、ロースト椎茸という新たなヒントを得たので今晩のメインのおかずを干し椎茸にしてみました。

見た目一瞬なんなのかよくわかりませんね。今回は戻したものを軽く水気を切って塩胡椒してバターソテーにしてみました。
味は確かに椎茸ですが、バターとの相性もそんなに悪くないです。単体だとものすごくバッチリというわけでもなかったので、冷蔵庫でしなびかかったいたサンチュで包んで食べることにしました。

なんとなく焼肉風ですね。
干し椎茸以外にも焼き野菜をいくつか入れて包んで食べると、なかなか食べ応えがありつつもヘルシー感をものすごく感じます。
焼き野菜はたまたまですが、これもまた日本でそれほどメジャーではないビーツとプンタレッラ、それに人参、少しだけ余っていたパクチーを添えて。なんとなくベトナムと日本とアメリカがミックスした何とも形容しがたいけれど満足感の味わえるおかずになりました。
干し椎茸のソテーには割と可能性を感じたので、また別の組み合わせにチャレンジしてみようと思います。ソースにボリュームを持たせるとより一層美味しそうな気がするので、ドミグラスソースとかも良さそうです。
ポーチドエッグを存分に楽しめるスープ
コロッケは出来合いのものなので特に紹介しませんが、RF1って安定のおいしさですよね・・・

スープは作りながら冷蔵庫の残りものから、適当に思いついたものを入れました。
ブナピー、パクチーの茎、キクラゲ、ポーチドエッグです。
前日に鶏のささみを茹でたので、その茹で汁をとっておいたものにナンプラーを入れてベースの味は出来上がり。スープの実は最初は野菜だけだったのですが、何となくパンチが足りないわと思い、ポーチドエッグを入れることにしました。
入れると言ってもお玉に卵を割り入れて、火にかかっているスープに入れて徐々にまとめるだけなので特別なことはしません。割った卵をスープに入れると白身がある程度分散してあまりきれいではありませんが、自分一人で食べるものなので特に気にする必要もなし。器に注いだら写真程度にはある程度は落ち着きます。仕上げに胡椒を少し振りましたが、こちらは優しいというかいささか優しすぎる味になったので、もう少し香辛料を加えた方がおいしさがアップしそうです。でもポーチドエッグが入っているおかげで崩して食べるという楽しみが加わったので、これはこれで良いのかもしれません。
毎日の食事に刺激ばかり求めるのもよくないですしね。普通の味が食べ飽きないコツですから。