自宅ごはんを中心に、まあまあ幅広いトピックを扱うくりたです。

干ししいたけの洋風アレンジに挑戦

今日のメニューはこちら。昨日の出汁たっぷり、おから。君よカスというなかれでも取り上げた、干ししいたけ第二弾です。

・ニシンとば、山わさび和えと、ポテトチップス、カラスミのおつまみ三種盛り
・干ししいたけとポテト、すずきのチーズ焼き
・トマトとバジルの冷製パスタ

干ししいたけ=純和風というイメージですが、それだとどうしてもオーソドックスな料理ばかりになってしまいそうなので、思い切って洋風にチャレンジしてみました。

グラタンにしようかとも思いましたが、またしてもホワイトソースがないもので、チーズ焼きに。

新じゃがと干ししいたけ、すずきを一口大に切ってオリーブオイルとイタリアンスパイスハーブ、塩胡椒、隠し味のお醤油で和えてからオーブンに入れ、大体焼けたところでシュレッドチーズを大量にふりかけて焼き色をつけたら完成という簡単レシピ。

テレビで干ししいたけのグアニル酸は他の旨味成分と合わせると何倍にも旨味が増すと言っていたので、すずきでイノシン酸の旨味、お塩にグルタミン酸の昆布塩を使ってみました。

友人が来ていたので干ししいたけとは知らせずに食べてもらったところ、なんの違和感も感じず美味しく食べてもらいました!

私も実食しましたが、いわゆるしいたけ臭さはなく、味わい深くジューシーで肉厚なお肉っぽいきのこという印象でした。やはり干ししいたけは旨味の塊。すずきはもちろんのこと、チーズやじゃがいもとも何の違和感もなく溶け合ってました。洋風でも美味しくいただけるということは、これは今後も色々なお料理に活用できそうな有望素材です。

ニシンと山わさびもベストカップル

今日はお酒をいただいたので、おつまみとして三種盛りをしましたが、そのうちのニシンとばは鮭とばと違って北海道でも割と珍しいです。ニシンとばというのはソフト身欠きニシンの細切りなので特に北海道では珍しい食材ではありませんが、「とば」という言い方をするのが今風ですね。

身欠きニシンはよく昆布巻の中に入っているちょっとパサっとした食感の食材です。

昔と違って最近はお正月のおせちにも身欠きニシンでなく鮭が入ることが多くなりました。彩りが黒っぽいニシンより鮭の方がきれいだし、身欠きニシンを使うとするとお米のとぎ汁を使って時間をかけて戻す手間が必要など、時代に合わなくなったということが関係しているのでしょうが、身欠きニシンには身欠きニシンにしかない美味しさがあるので、そういうものが忘れられていくのはとても残念です。

ソフト身欠きニシンは、本来保存食としてカンカンに硬く乾燥している身欠きニシンをそこまで乾燥させず、そのままでも食べられる程度に乾かしたものです。

ニシンの甘い脂がじわっと感じられて、こちらも旨味たっぷりな珍味です。

そのままで食べても美味しいですが、最近徐々にスパイスとして認知度が上がっている山わさびとは、ニシンの脂とえぐみ、山わさびのソフトな辛みが実によい組み合わせなんです。

山わさびは別名レホールともホースラディッシュとも呼ばれていて、ローストビーフの添え物としてもよく使われていますが、脂との相性がよいのですよね。普通のわさびもステーキとの相性は抜群ですが、山わさびの方が全体的にソフトなので馴染みがよいのかもしれません。

爽やかバジルとトマトは永遠の定番

トマトとバジルの冷製パスタに関しては、今更何をいう必要もない昔からの定番ですよね。

何の疑問もなくさわやかに美味しい。

今日はフルーツトマトを使っています。フルーツトマトは身がしっかりしていて固いので、パスタはそれに合わせていつもより少し固めに茹で上げると、食感が揃って良いかなあと思っています。

というか、パスタは茹で上げを水でしめると少し硬くなるので、普段の茹で時間よりほんの気持ち短めにあげるくらいでちょうどです。普通のトマトであれば逆に少しいつもより長めに茹でるのがオススメです。