自宅ごはんを中心に、まあまあ幅広いトピックを扱うくりたです。

私を貧乏症にさせる高級カニ缶

今日のメニューはこちら

・蒸しキャベツのオリーブオイル和え
・カニとパプリカ、九条ねぎの彩りパスタ

手早く作って食べたかったので、滅多に開けない缶詰を使うことにしました。

カニ缶には大きく分けて、ズワイガニとタラバガニがありますが、両者は値段がものすごく違いますよね。私は自分でカニ缶を買うことはなく、親戚からもらうだけなのであまり詳しくありませんが、タラバガニ缶は時々デパートなどで見ると、1巻3,000円とかしていてびっくりです。お歳暮やお中元のギフトにはわかるけど、普段カニ缶を買う人ってどんな人なのでしょう?

生のカニでなくわざわざ缶を買うとは、味わいも生とあらかじめ火を通して味を整えてある缶ではかなり違いますが、思い立った時に買いに行く必要がない、とか、殻から出してあるので手軽、とかそのような理由なのでしょうか。

何れにしても自分のためにカニ缶を買うなどという贅沢は、私の選択の他です。もらっても使うのがもったいなくて、ついつい賞味期限きれになりがちで、質素に優雅に暮らすというコンセプトから外れて何だか私を貧乏くさくさせるカニ缶。

しかし、今回は勇気を持って開けました!実はやはり半年ほど賞味期限が切れていましたが・・・

カニ→野菜→カニ→野菜の口福な永久運動

今回のカニ缶はアラスカ産タラバガニ。北海道タラバガニ漁発祥の地、宗谷で加工したとあります。

こちらをたっぷりと使うので、味付けはシンプルにオイルと塩胡椒、彩りとしてパプリカと九条ねぎを合わせました。

噛みしめるほどにタラバガニの味が口いっぱいに広がります。缶詰ならではの芯まで少し強めの塩味が効いていますが、この塩気は白ワインにもぴったり合いそうです。

今回は食事のあと色々作業もあったので飲めなかったのが残念です。

生のカニの方が身がソフトであっさりしますが、缶詰はそれはそれで缶の中でゆっくり味が芯までいきわたり、そのまま食べるというよりも、和え物とした時に真価を発揮するような気がします。

カニの味でいっぱいになったら、添えているパプリカと九条ねぎを齧ることでほんのり甘くて青臭くて苦味のある味が、舌をリセットしてくれ、また新たにカニに挑む準備を整えてくれます。

そしてまたカニたっぷりのパスタを頬張り、またパプリカか九条ねぎの永久運動。

数年ぶりのカニ缶でしたが、しっかり堪能させていただきました!