とりあえず白味噌で京風に

あけましておめでとうございます。
昨年は半年ほど更新が完全にストップしていましたが、今年はもう少し真面目に、かつ軽く取り組んでみようと思います。
まずはお正月なのでお雑煮です。
両親が北海道出身でずっとおすましのお雑煮でしたが、元々北海道というのはいろんな地方からの入植者なのでおそらく全ての北海道の家庭がおすましなのかというと、よくわかりません。
今年は一人だしとりあえずお雑煮らしきものをということで、白味噌仕立てにすることにしました。
しかし京風ではありますが、京都の人が見たらすでに京都の伝統的なお雑煮ではないことは明らか。
さて、何が違うのでしょうか。

京都のお雑煮に欠かせない材料とは

少しずつ家庭によって違うようですが、最低限決まっている材料はこちら。
・白味噌
・丸餅
・京人参
・かしら芋
・大根
・三つ葉
・かつお節
一方、今回私が作ったお雑煮の材料はといえば、
・白味噌
・角餅
・京人参
・海老芋
・せり
・ゆず
似て非なるものが色々ですが、味はまあちゃんとおいしかったです。
お芋はかしら芋は海老芋にする場合もあるようなので、これは違っているとも言えない。
出汁は昆布とかつお節できちんとひいて、地元京都の西京味噌さんの白味噌です。
ベースのお汁がおいしければ、あとはよほどのことがない限り、そんなにひどい代物にはなりようがありません。

気持ちがあればそれでいいのだ

お雑煮とは新年を迎えて神様から力を分けていただくという意味が込められたものらしいですし、地方によって材料が違うということは、翻って考えるならば「こうでなければならない」というものでもないような気がします。
一年の始まりに聖なる食べ物を神からいただいている、という気持ちがあればきっと許される。と拡大かつ自己解釈。
このブログもこのようなスタンスで世間一般の通説や慣習は認識しつつも、個人的な解釈を加えつつのんびり再開させていただこうと思いますので、またお暇で覗いてみてもいいかなと思ってくださったら遊びにいらしてください。今年の目標は週2回更新、大体5分以内に読めるような長さを目指そうと考えています。